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こっそり妄想徒然紀行

どうでもいい事をそこそこ真剣に、ゆるーく考えるブログ

【大晦日格闘技】魔娑斗VSKIDがノレない訳

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大晦日はフジテレビでRIZIN!なのだが、ここにきてまたすんごいニュースが飛びこんできた。

一時代を築いた元K-1MAX王者、魔娑斗と現役UFCファイター山本KID徳郁の再戦である。一体どうした日本の格闘技!

www.asahi.com

ほれこのリンク先みてください。朝日新聞ですよ。格闘技業界のみならず、一般的な関心も引いたこの話題。どうやらTBSの中継で大晦日に放映するそうな。
しかしですね、僕はこの話題、全くノれないんです。まあその話の本題の前に。

かつて2人は戦ったことがある

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二人はかつて、戦ったことがあります。2004年の大晦日「Dynamite!」。
当時、圧倒的人気を誇っていたカリスマ魔娑斗と、危険かつセクシーな香りをプンプンはなっていた総合格闘家、山本KIDの対戦。両者ともイケメンなこともあり、大晦日のお茶の間を大いに沸かせました。試合はK-1ルールで魔娑斗の主戦場。圧倒的有利と見られていた魔娑斗を1R、まさかのダウンを奪ったKID、そしてそのあと逆襲の猛攻でダウンを奪い返した魔娑斗、と試合展開も熱いものでした。結果は魔娑斗の判定勝利。KIDも株を下げず、観客も大喜び、テレビ局もウハウハ、と誰もが幸せになった試合でした。
そしてその二人の再戦。で、僕はノれない訳なのです。理由は二つです。

ノれない訳その1:テレビ局都合で消費される物語

この試合にノれない最大の理由はこれです。
今年の大晦日は、RIZINなんです。かつて日本から奪われた日本の総合格闘技の熱を再び取り戻そうとしているんです。ファンも関係者も、ファイターもそれを願っているんです。
そこに横槍を入れているようにしか見えないTBS。この再戦の話がどのタイミングから始まっていたのかは知りませんが、RIZINで盛り上がっているところに報道されたこのタイミングだと完全に話題に便乗したようにしか見えません。RIZINの榊原さんは「無駄な選手の引き抜き合戦はしたくない」と過去の反省を述べていたし、ファンも全くの同意なだけに、このTBSのやり方はどうかと。格闘技ファンのためじゃなくて、己が視聴率のためでしかない企画ですよね。一般受けもするかつてのオールドスターを使った。
聞けばこの試合は、あくまで番組の1企画として扱われるそう。RIZINが「日本の格闘技を取り戻す」のに対し、TBSは「視聴率を取り戻す」のようにしか見えない。
そりゃ民営企業ですし、事情はわかります。でも、そんなことはファンには関係ないし、かつて格闘技を放映していた地上波としてはそっとしておいて欲しいです。
結局、テレビ局の視聴率の都合合戦の都合で、かつての名勝負が強引に続きを作らされたようなものです。これは、ノれない。

ノれない訳その2:新しいK-1がないがしろ

実はK-1も今年、新体制で刷新し、地道ながらもかなり熱い戦いを連発しています。新K-1で活躍している選手はみんな、かつてK-1に憧れていたファイターたち。「俺たちの手で新しい熱狂を作り上げるんだ」とそれぞれ自覚を持って戦っています。確実に、「熱」があります。
そんな若いファイターたちを差し置いて、大晦日の大一番をさらっていく形になってしまったのが本当に残念。魔娑斗は新生K-1で解説もやってるというのに。まあそりゃ、地上波大晦日でお茶の間レベルに届くファイターはまだ若い選手にはいないでしょう。でも、それでも、あんまりじゃないかと。
この試合が新K-1のイベントの中で行われるならまだわかりますけどね。違いますよ。テレビ局の一企画として扱われるだけですよ。ここまで1年間、必死に盛り上げてきたファイター達の前で、よく引き受けたなと思いますよ、特に魔娑斗。
 

さて、勝敗は?

ただ、もう開催されるのは確定のようです。ああだこうだ言いましたが、僕も見るでしょう。多分、RIZINを見ながらザッピングしてこの試合を見ると思います。
勝敗の行方は普通に考えたら魔娑斗です。体重も重いし、ルールもK-1。ただ、魔娑斗は引退して数年のブランクがあります。KIDは欠場が相次いているとはいえ、一応現役選手。肌感覚ではKIDの方が上かもしれません。
 
一夜限りと言わず、本格復帰ならまだノれたんですけどね。まあ、地上波がまた格闘技に戻ってきたということだけを良い材料とします。