こっそり妄想徒然紀行

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【キックボクシング】KnockoutとK-1の違い

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先日、キックボクシングイベント「Knockout」のVOL2大会が開催されました。VOL2といっても、VOL0という大会があったから実際には3回目の大会です。紛らわしいですね。

 

すいません、僕、会場で見たわけでもなければ自宅で生中継を見たわけでもありません。インフルエンザで倒れてたので。

ただツイッターでハッシュタグを拾ってリアルタイムで結果を追い続け、ダイジェスト的な動画は全試合拝見しました。まあ、そんな半端な状態の感想って事でご容赦ください。

 

那須川天心効果は大きい?

試合そのものはKOも多くて面白かったようですが、やはーり気になったのは観客席の少なさ。ツイッターでも結構呟かれてましたがガラガラでした。後半になるにつれて客は増えていたようですが、スタンド席は半分も人いないように見えました。

これ、4月のRIZINに出場する那須川天心が出場しなかったからという声が大きいです。ただ、確かに天心の試合目当ての人がチケット買わなかったということもあると思うのですが、さすがに前回前々回の満員御礼状態が天心効果だけとも思えません。

 

僕、天心のカードがなかったからじゃなくて、天心が出なかったことでKnock Outというイベント自体のブランド価値が落ちたからじゃないかって思ってます。だって本職キックボクサーの那須川天心がホームタウン(と思われていた)のKnock Outに参加せず、RIZINを選んだってことですからね。意地悪な言い方をすれば、Knock OutよりRIZINの方が魅力的で重要だった、ということでしょう(少なくとも、僕にはそう見える)。

K-1を本物じゃないと言わんばかりの路線

さらに今回はコンセプト自体にも戸惑いが見られたように感じられます。Knock Outは以前より「本物の」とか「本当に強い」とかそういう言葉をPRで使ってきました。そうとはいってませんが、それはまるで「K-1」を否定しているかのようにファンからは見えていたものです。つまり、肘や首相撲がないK-1は本物じゃない、と。

 

実際のところ、肘とか首相撲のあるなしはルールの違いだけだと思うので、僕はどっちでもいいと思います。そんなこと言ったら、MMAが最強になっちゃいますし。

 

今回、迷いが見られたのは、梅野源治がメインから外れたことです。那須川天心が出ない今大会において、天心と並ぶKnock Outのアイコン的存在だった梅野源治をメインじゃなくする、というのは、ある意味自分たちが貫こうとしているコンセプトを破ったように思えます。

 

まあ確かに、過去2試合はいづれも判定。もっというと、梅野以外の試合はKOの嵐なのに、梅野の試合だけは判定(だけでもないですが)。ライト級トーナメント出場者に「つまらないKING」とか言われちゃう始末で、「Knock Out」というイベントなのに判定続きの選手をメインから外すのはある意味仕方ないのかもしれません。

しかし、梅野源治は日本キックボクシング界の至宝。本人が言うとダサいなと思いましたが、それでも一応ご本人もおっしゃってた通り「KOだけが強さじゃない」わけです。

 

K-1批判の文脈で彼らが言う「本物」が何をさしているのかわかりませんが、本物の強さを持つはずの梅野を外したのは運営本部の迷い以外の何者でもない気がしました。

まあ、その梅野さん、負けちゃいましたが。しかも、またもや判定で・・・。

 

でも収穫はあった

そんなこんなで、全体的に戸惑いを隠せない大会ではありましたが、それでも今後に続く収穫はありました。

まずは何と言っても、メインで豪快すぎるKOを見せてくれた森井選手。これまではその他大勢の一人、と言う印象でしたが、これで存在感で一歩抜きん出たんじゃないでしょうか。天心ほどじゃないかもしれませんが、森井選手の試合を見るために会場に行きたい、と言う人がいてもおかしくないくらい、凄まじいKOでした。

そして天才、石井選手。スカ勝ちとまでは行きませんでしたが、圧巻のコンビネーションでした。

またビジュアルのインパクトが絶大な不可思選手。「しょっぱい試合」とご本人はおっしゃってましたが、目力のせいかとにかく色気がありますね、この人。ただ、なんで今回の試合がライト級トーナメントじゃないのかよくわかりませんでしたが・・・。

 

正直、肘ありは地上波には向きませんし、RIZINで明らかなように、日本格闘技は地上波がなんだかんだで大きな影響力があります。地上波が見込めない以上、K-1のようなメジャー路線とは一線を画さないといけないでしょう。

そしてK-1甲子園やカレッジ、またKHAOSやKrushなど裾野を広げる体制をしっかり整えているK-1に比べると、Knock Outはやはりメジャーにはなれないと思います。

ただ逆に、メジャーには出せない色気を出すこともできるはず。実際、演出面とか世界観のかっこよさはK-1より断然優れているので、この路線を今後も踏襲してほしいですね。

 

まあ、僕は所詮、ツイッターで追いかけてただけですけど!