「娘の友達」炎上事件
なんか燃えてると聞いて、思わずポチっちゃいました。まだ二巻までしか出てないから買い時だ!!と。
何の話かというと「娘の友達」という漫画がフェミニスト系の人たちから非難され、それに対して賛否両論巻き起こる炎上事件になっているというのです。
まとめはこちらです。
https://togetter.com/li/1433365
漫画「娘の友達(萩原あさ美)」とは?
で、気になったのでアマゾンでポチって読んでみたんですよ。いや、表紙がさあ・・・。なんとも言えないというか。。。卑怯だよなあ・・・。
ちなみに、中身の絵はこの表紙ほど綺麗じゃないです(笑)。
ざっとあらすじをいうと、中年のおっさんが女子高生と危険な一歩を踏むか踏まないか、という話です。で、その女子高生というのが実の娘の幼なじみ、という設定。
まあ、娘と友達かどうかは本質じゃないですよね。娘の友達だろうがなんだろうが女子高生におっさんが手出したらいかんわけで。
で、こういう話はけしからん、児童売春の温床だ!!と声高なヒステリックな方々が叫んでおられる、と。うん、いつものやつですね、という感じです。
娘の友達を読んでみた感想
さっき書いたけど、娘の友達かどうかは関係ないんすよ。じゃあなんで「娘の友達」というタイトルになっているかというと、「社会的に複数の役割を持つ狭間で葛藤する」がテーマだからじゃないかなと思うんです。
あほなフェミ主義者の方々は「中年が女子高生と恋に落ちる話!!??キー!!!」とまあそれだけしか理解できてないんですが、この物語の主題はそこではない。この主人公のおっさんはまずサラリーマン社会の中でとても疲れていて、かつ家に帰るととある家庭の事情で悩んでいるわけです。
で、そんな中で出会った女子高生と距離を縮めていくわけです。
またこの女の子が謎すぎるんですが・・・。
人は望む望まないに関わらず、いろんな役割を背追い込んでいきます。複雑に絡み合った人間関係の中で「本当の自分」であり続けるのは、実は意外と難しいのかもしれません。
この漫画って、そういうことがテーマなんですよね。
まあ、その流れでいくと「本当の自分」=「JKといちゃつきたい自分」という論理にもなっちゃうので、またヒステリックフェミニン主張者はそこに噛み付きたいのかもしれませんが、JKってのはあくまでメタファーなんですよ。そこだけにぎゃあぎゃあうるせえんだよ、と僕は思いますねえ。お前、ちゃんと読んだのか、と。
僕はコミックスとして出ている2巻までしか読んでいないのでその先はまだ知らないのですが、このヒロインの「古都」ちゃんがなんとも言えない不思議な不気味さと魅力を持ってるんですよね。この子はこの子で色々と拗らせていそうですが・・・。
正直、どうしてピチピチの現役JKである古都ちゃんが主人公の晃介に惹かれているのかがよくわかりません。というか、惹かれているのかどうかもよくわかりません。この後、わかっていくのかもしれませんが・・・。
と、いうわけであほのくだらない批判は一旦置いておくとして、漫画として面白いのでまだ読んでない方は是非ご覧ください。2巻までしか出ていない今がチャンスです!!