というわけで今回は試合の感想書きます!
ただ、僕の座席が会場のかなーり後ろの方だったのと、角度の関係でモニターなどもイマイチ見づらかった為、試合の細かい攻防などよくわからなかったところもあります!正確性には欠けるかもしれませんが、いち、生観戦者の感想ということでご容赦を!
あ、特に感想ない試合は載せません!すいません!
後一応、以前に試合予想やってます!全試合じゃないのとちょっと昔ですけど!
- 北岡悟VSダロン・クルックシャンク
- アリーシャ・ガルシア vs. 浅倉カンナ
- 宮田和幸 vs. アンディ・サワー
- 那須川天心 vs. ニキータ・サプン
- 中井りん vs. 村田夏南子
- アミール・アリアックバリ vs. ヒース・ヒーリング
- バルト vs. 髙阪剛
- ミルコ・クロコップ vs. キング・モー
- 12月29日RIZIN、雑感
北岡悟VSダロン・クルックシャンク
1試合目からやってくれましたねー北岡!戦極時代から見ていたファンにはなかなか感慨深い勝利だったんじゃないでしょうか。
北岡、なかなかタックルに行かず、むしろ打ち合い挑んでましたね。行かなかったのか、行けなかったのか分かりませんでしたが。
ダロンのパンチがかなり入ってて、北岡は顔面血だらけだったので正直ダメかと思いました。でもその辺がさすがに北岡はキャリア積んでますね。全く諦めてなかったですね。自分のスタイルで勝負の時を今か今かと待ち続け、一回テイクダウン奪ったかと思ったらチャンスを逃さずきっちりと極めました。
途中までの劣勢があった上で持ってくんだから、もう、千両役者ですなあ。
試合終わった後のマイクパフォーマンス、「フジテレビ映るよね!」という一言は、一般の人からしたら「?」かもですが、この一言に、彼が歩んで来た格闘技不遇の時代の切なさが凝縮されてる気がします。
血だらけが理由で地上波カットされないことを祈ります・・・。
アリーシャ・ガルシア vs. 浅倉カンナ
浅倉は、入場が良かったです!なんとまさかの高校制服で入場しましたからね!これはセルフブランディングわかってるなーと思いました。3月で高校は卒業な訳で、JKファイターとして売り出されてましたけど、実質はもうこれが女子高生としては最後の試合となるはず。
でも花道入る前に制服を脱ぎ捨てる、謎のお色気シーンを披露。格闘家として歩む花道にはJKとしては望まない、ということですかね!
まあとにかくこの入場シーンはなんか泣けましたねー。お父さんにも感情移入しちゃって(笑)。
ただ、残念ながら現実は甘くなかった。試合は浅倉はほとんど何もさせてもらえなかったように見えました。まあ、浅倉の試合自体を見るのが僕はこれが初めてなので彼女の得意技とか知らないんです。だから浅倉が何を狙ってるのか正直よくわからなかったです。
ホームタウンデジションも発動せず、順当にガルシアの勝利。うーん、浅倉は期待にこたられなかったですねえ・・・。これは運営的にも誤算だったろうなあ・・・。
宮田和幸 vs. アンディ・サワー
アンディ、前回のクルックシャンク戦に引き続き、またしても何もできず!!! 2、3回宮田の寝技をしのぎましたが、結局は捕まっちゃいました。アンディ得意の打撃はほぼ出せず・・・。
正直、アンディはMMA厳しいんじゃないでしょうか。UFC目指すとか以前言ってましたが、2連敗中のこの状態でオファー来るはずないし、そもそも実力不足すぎます。
「もう引退した」はずのシュートボクシングにもこないだ出ていたし、中途半端な感じしますね。本気でMMAやっていくつもりなら、もうシュートボクシングは綺麗さっぱり諦めるのが吉です!
那須川天心 vs. ニキータ・サプン
試合前の会場の雰囲気がすごかったです。なんというか、歴史の証人になれるかもしれない的な期待値。後世まで語り継がれる天才が生まれる瞬間に立ち会えっているのかもしれない!という。
みんな、天心の試合、期待してんだなーと思いました。
実際、天心も入場の時点から観客を煽り、カリスマというかプロとしての才覚、覚悟がちゃんとできているように見えました。
試合は、このニキータという選手もMMA戦歴は短いので彼に勝ったからといって「天心すげえ!」とは素直には言えないとは思うのですが、それでも天心よくやりました。腕、極められた後にやや強引でしたが脱出して見せたわけですからね。
その後のパウンドがどれくらい効いたのか正直わかりませんが、見せ場を作った上できっちり締めるのはまさにプロの仕事だと思います。
で、試合後の仰天マイクパフォーマンス。なんと31日大晦日も戦う、と!
これ、ベネットの代わりに木村フィリップミノルとやらせろってことなのかなーと邪推しちゃいました。体重差ありますけど、天心勝ちそうですよね(笑)。木村はMMA、試合はやってないようなもんですからね。そしてキックボクサーとしての才覚は天心の圧倒的有利。負けてるのは体重と知名度だけ。こりゃ、食ったらオイシイですもんね。
ただ残念ながら、どうも実現はしない模様。さてさて、天心の大晦日の相手は!?
中井りん vs. 村田夏南子
国内ジョシカク最強の女中井りんと、レスリングエリートでMMA無敗の村田の対決。
ただ、ちょっと実力に差がありすぎましたね。村田はいつも自分からアグレッシブに攻めて突破口を見つけ出していたのに、今回は何もできず(させてもらえず?)。特に中井のパンチは結構入っているように見えました。
しかし中井も、パフォーマンスや衣装、映像なんかは派手ですが、喋らせると意外と塩ですね。ツンデレ?それかやらされてるのかしら。
我らが青木真也がツイッターでこんなこと言ってましたが。選手批判はあんま好きじゃないですが、正直一理あるなあと思いました。
中井りんのコスプレにオレが乗れないのは、そこに信念が無いことなんだよな。振り付け師がいるのが容易に想像出来てしまう。彼女のファイトスタイルを見るに、堅実で冒険しないスタイルなはず。狂気が無いから、魅力に繋がらない。勿体ないよな。
— shinya aoki 9月8日新刊発売 (@a_ok_i) 2016年12月29日
アミール・アリアックバリ vs. ヒース・ヒーリング
急遽ピンチヒッター的に参戦したヒーリング。ヒーリングは男気をどこまで見せれるか、そしてアミール的には勝って当然として査定試合的な見方をされていた試合でした。
結論としては、アミールはちゃんと仕留めて欲しかったですね。正直、ちょっと底が見えてしまったというかフィニッシュワークがまだまだだなあと思ったのが本音です。
やはりフィニッシュできる技を持っていないと人気でないし、トーナメント含め勝ち上がっていくのは難しいんじゃないかと。後半、かなり疲れてましたしスタミナ的にも課題を残してます。優勝はないんじゃないかなーと正直思いましたー。風貌とかキャラはいいもん持ってるんですけどねえ。
バルト vs. 髙阪剛
最悪な試合でした。把瑠都はもう、マジで出てこなくていいです。実は怪我してた、みたいな理由でいいから31日は欠場でいいです。二度と見たくない。
試合内容もさることながら輪をかけて酷いのが試合後のマイクパフォーマンス。ブーイング飛ばす客に「じゃあ誰か代わりにやってみてよ」って、お前、プロだろ、と。一番言っちゃいけない言葉ですよね。誰もお前にやってくれなんて頼んでねえよ(主催者は知らんけど)。
ともかく、バルトなんてもう二度とリングに上げないでほしいです。切なる願い。
ミルコ・クロコップ vs. キング・モー
ドン引きして興ざめした会場を盛り上げてくれたのはこの試合でしたね。
入場シーン、子供と手繋いで歩いてましたけど、あれはミルコの息子さん?だとしたら、初めてですよね、ああいうシーン。何か期するものがあったのでしょうか。これが最後、と思っていたのかもしれない。
そして結果はミルコ、まさかの逆転勝ち。正直、試合が終わる直前まではミルコ、やっぱ勝てないかあ、と思ってました。打撃面でもモーの方が早くて圧倒してる感じがしてたし、見てて切なくなっていたのです。ハイキックも全て見切られてたし。
でも一瞬の動きの中でパンチ→パウンドと仕留めた時の会場の爆発っぷりはすごかった。なんだかんだ、この日一番の盛り上がりを見せました。すごい。
終わった後のマイクも良かったですね。「バルトをやっつけます」って!観客もフラストレーション、わかってたんでしょうねえ。
12月29日RIZIN、雑感
というわけで、メインが締まったおかげもありますが、全体的には良い興行だったんじゃないでしょうか。前半がポンポンとテンポよく進んだせいか終了時刻も早かったし。
北岡、ミルコ、とかつてのヒーローがしっかり仕留めたのがでかいですね。そして那須川天心という新世代のカリスマ誕生、という刺激もありました。
バルトというクソみたいな試合もありましたが、全体的には良かったと思います。
で、ふっと思ったのが、今後、RIZINってどこに向かってくんだろうなあ、というもの。大会終了後に高田本部長は「UFCの背中を追うつもりは毛頭ない」とおっしゃってましたが、では一体どうするんだろう、と。
それについては色々と思うこともあるので、また今度書きます。
31日は地上波録画観戦予定です!楽しみ!
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