僕は今年、37歳になるのです。いや、37歳ですよ。結構なおっさんですよね。
結婚はしていますし、家も持っています(2軒目です。えっへん)。別に高級でもありませんが車もあります。仕事は課長職で部下も数人ですがいます。
まあ、恵まれている方だろうなあと思います。
でも、去年、僕は軽い鬱になりました。自分の人生がわからなくなってしまったんですね。2016年現在、もう立ち直ってはいますが、たまにやはり考えます。僕はこれからどこに行くんだろうなあ、と。
というわけで、大雪警報とか言われてたから家でまったりしようと構えてたのに超天気な2016年1月24日の午後に拍子抜けしながらお届けします。人生なんて、そんなもんですね。
30代になってからますます早い
いや、衝撃なのが自分が37歳になっているという事実です。「時間が経つのは早いねえ」なんてありふれまくった言葉ですが、まさか自分が30代になってからもう7年も経っているとは・・・。
まああと3年あるとはいえ、僕にとっての30代は「葛藤」の日々でした。
20代を振り返る
で、30代を振り返る前に20代を簡単に。
思い出しますが、僕の20代は「ヤラハタ達成しちまったー」というところから始まりました。
ヤラハタ:ヤらずにハタチの略。まぁつまり、童貞のまま成人しちゃうこと。
浪人を経て入学した大学。大学生になったら彼女作るぞ!と意気込んでいたものの、春は来ず。
そして結局女の子とお付き合いしたことないまま20代になってしまったわけです。20歳になった瞬間、僕は友達と道端に大の字になって「うおー」と叫んでいたものです。うう、若かったなあ。
しかしその後、「まあもうどうでもいいや」って肩の力が抜けてからはあっさりと彼女ができました。そして初体験を早々に済ませることになりました。
その後、大学生活はなんとなーく過ごし、社会人に。
20代の頃はがむしゃらに目の前の仕事してたんです。職種は法人営業。ブラック企業どこ吹く風、という勢いで1日15時間くらいは働いてたと思います。まあ、そういう業界だしそのことについて不満を感じたことなんて一回もありませんでした。
そこそこ成果も残して、表彰なんかもされて、僕としては出来すぎたサラリーマン生活だったと思います。20代の頃は。
いろいろうまくいかない30代
32の時に、僕は新規事業の立ち上げを任されました。それまでの業績が評価されての抜擢だったと思います。まあ、正直、言い訳になりますが、他の人より難しい仕事をしていると思います。商品も顧客も、つまりはビジネスモデルすら全く何もないところからのスタートだったわけですから。
でも、とりあえず今現在、僕の新規事業はうまくいっていません。僕が前にいた部署の同期は同じ仕事をし続けていて、でもそのおかげで出世しています。もう法人営業の仕事に飽きていた僕にとって、前と同じ仕事をし続けているのは本望ではありませんが、とりあえずサラリーマンとしては同期に置いて行かれた感じになります。
出世願望はそもそもあんまりないので別にいいんですけど。収入はもらえるに越したことないですけども。
30代になるとサラリーマンのキャリアの幅は狭まる
僕が一番絶望するのがこの事実です。つまり、これまでの経歴でしか世間はもはや僕を評価してくれない、という事。
昨年の夏に転職活動を一瞬してみたのですが、キャリアコンサルタントとやらに言われたのは「年収落とすか営業として転職するか」とのこと。いや、営業以外でやりたい事があるんです、と言っても「実績がないから厳しい」とのこと。やりたい!で通じる年代ではないのだなと痛感しました。それでもやるなら年収下げたりリスクを承知で挑戦するしかない、と。
いや、世の中には40になってから新しい事始めて大成してる方もいらっしゃるとは思います。 でも、ローンもありつつ子供の学費が今まで以上に今後かかってくる事を考えると、そうそう気楽に「新しい世界に挑戦!」とはいきませぬ。
30代こそ、サイドプロジェクトを
というわけで、実はこのブログを始めたのも自分の新しい可能性を模索する手段の一つとしてトライしてみたのがきっかけです。
初期投資もリスクもなく始められ、自分なりに試行錯誤しながらですが飲み代一回分くらいのお小遣いも稼げるようになってきました。
某四国のブロガーさんじゃありませんが、会社の給料だけにぶら下がってるのはリスクだしつまんないし自分の可能性を狭めちゃうと思います。
別にブログだけじゃないと思いますし副業ってほど大げさじゃなくていいですが、30代になったら会社の本業以外にサイドプロジェクトを持つといいんじゃないかなと思います。
僕の場合は仕事でWEBをいじることもあるためこのブログ運営を通じて獲得した視点やノウハウが仕事で少しですが活きたりしています。
そして、ブログはあくまで暇潰しですから、プレッシャーなく気軽に進められます。
仕事程切羽詰まる事もなく、かといって趣味というほどカジュアルでもない、まぁつまりサイドプロジェクト。
30代のおっさんの皆様、供に頑張りましょう!