今年冒頭にベッキー不倫騒動を消し飛ばす形で話題になったSMAP解散報道。フジテレビのスマスマでの内輪感満載の「やっぱ存続します。騒がせてすいません」会見から半年、やっぱ解散するみたいです。
サイゾーが第一報を飛ばし、噂が噂を呼びましたが、ヤフートップになったってことは確定ってことでしょう。事務所がファックス送ったみたいです。
僕は別に彼らのファンじゃないし、芸能関係についてとやかく言うつもりはないんですけど、この件は色々と思うことがあったので書かせていただきます。
僕が関心があるのは、チームとしてどうか、という点と、その中での個々人が何を思っているのか、という点です。
メンバーのコメントまとめ
まずは、メンバーのコメントから。
中居正弘
木村拓哉
稲垣吾郎
草なぎ剛
香取慎吾
内情はよく知りませんが、これだけ読むとグループ存続を願っていたのはやはりキムタクだけだったみたいですね。
チームで動くことの難しさ
これは別に芸能人だけに限った話じゃないと思うんですが、チームで動くって、本当に難しいもんだな、と思っています。
メンバーそれぞれの能力値の差もありますが、何より大きいのは向いているベクトルの違い。モチベーションや温度感の差異です。
”企業”というのはそうした属人的で不安定な感情論を抜きにして、「組織」として完成度を高めることで、内情や個人の思惑はどうであれ、外から見ると企業活動としては上手くいっているように見えるものです。
最初はともかく、ある程度モデルが出来てきてしまえば誰が何を思おうが、誰がやろうが、誰がいなくなろうが、しっかりと回っていくものなのです。組織論を追求する企業としては、それが正しいと思います。それはもはや、チームではなくて組織なのです。
しかしこのSMAPもそうですが、少数精鋭のチームの場合、個々人のパフォーマンスが有機的に噛み合わないと全体として良いパフォーマンスを上げることはできません。そして個々人のパフォーマンスを発揮させるために、上述したモチベーションやベクトル、などが大きく影響してくるのです。
難しいのは、スタート段階ではある程度揃っていたベクトルが、個々人によって徐々に変わっていくことです。これはもう、人間である以上、仕方ない部分が大きい。チーム全体のステータスもあるでしょうし、個々人の人生におけるステージがどうなっていくかも人それぞれ違う。いつまでも夢を追い続けられる若者ではいられないのです。
SMAPの今回の件が、一体どのようなことが舞台裏で行われていたかは知りません。でも、問題を抱えながら、それでもテレビの前ではグループとして振舞っていかないといけないことのストレスは、相当なものだったのではないかと想像されます。
大晦日で解散、ということですから、紅白歌合戦で派手にフィナーレを迎えるのかもしれませんが、なんかそれって結構ベタな気がします。
そして、今思いましたが、大晦日といえば、格闘技じゃないですか!さすがにSMAP最後の出演番組は視聴率やばそうです!
格闘技、ピンチ!!!???