先日、会社の部署の飲み会で、同僚の男性4人くらいで下劣な話題になりました。立食形式でいろんな人が入り乱れる会で、僕は正直そう言う会って苦手なので居場所があるのはありがたいことでした。
まあそれはいいとして、そこで話題になったのがそれぞれの自慰事情。ちなみに全員既婚者です。
そこで結構衝撃だったのですが、その中の一人の49歳のおっさんもたまにする、とのこと。そうか、49歳になっても、その行為はするのかー!
僕はなんだか、衝撃だったのです。「自分を慰める」と書くネーミングセンスってすごいなと思うわけですが、男はみんな、綺麗な女の子と本番行為がしたいのです。でもそれが叶わないから、自分を慰めるわけですね。
10代の青年や血気盛んな20代の若者が、クラスや気になる女の子のあられもない姿を想像しながら自分を慰めるのはまあ青春の1ページみたいで微笑ましいのですが、49歳のどう見ても、誰が見ても正真正銘のおっさん、中肉中背の典型的な日本のおっさんサラリーマンのおっさんも、本音を言えば本番行為がしたいのです。そう言う欲求が、まだあるのですー・・・。
僕はそのことに、結構なショックを受けたのであります。
それはそれとして、僕自身もまだ相当に青臭いといいますか、未熟な部分があります。意地を張ってしまったり肝心なところで逃げてしまったり。
で、それでたまに落ち込むのです。一体いつまで、僕はガキなんだろう、と。僕は今年、38歳になります。38歳って行ったら、世間的には脂が乗った、イケイケドンドンな年代のはずです。落ち着きと余裕があって、いろんなことを許せるようなダンディズムを持った男になってると思ってました。
49歳になっても自慰をするおっさんも、絶対叶わないわずかな希望というか願望を持っています。そして僕も、いろんな願望を、いやもはや妄想を持って、惨めにわずかな可能性にしがみついてしまうのです。拘泥、ですね。