恋のツキ、クズの本懐、あそびあい、ごくりっなどの男女関係漫画
このブログは漫画レビューはちょいちょい書いてますが、僕、今だに男女のあれやこれやを描いた漫画が好きなんです。
というのもやっぱり、女性のことがわからないからなんですね。いい悪いではなくって、男と女は違う生き物だと思っていて、その違いをなるべく理解したいと思ってます。
女はね、やっぱりわからないっすよ。わかろうと努力してるつもりですが、やっぱりわかんない。でも、そんな僕に「ああなるほど」と思えた出来事がありまして。
女は目的や説明を求める
ここにも書いたのですがきっかけは夏映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」なんです。酷評されて終わったっぽいですが、悪くない映画だったんですけどね。
何がきっかけだったかというと、この映画、僕の周りで見た人の中で女性からは軒並み不評でした。で、彼女たちは何と評するかというと「意味がわからない」というのです。
ただ僕はその感想自体が意味がわかんなくて。というのも、この映画は「理解する」必要ってないんじゃないかなって。夏の終わりの切ないあの感じを、ただノスタルジックに味わえればそれでいいんじゃないかと思うんですよ。一瞬で消えゆく花火のあの感じを、観客一人一人が、自分の夏の切ない恋の思い出を追体験できればそれでいいんじゃないかと。
ただ女性は「説明」つまり「明確な理由や根拠」を求めるのです。この話を女性の友人にしたところ「女ってそういう生き物だよ」と「何を今更」くらいの勢いでおっしゃる。
では何故理由や根拠を求めるのか。彼女いわく「女性にとっての結婚がでかい」とのこと。
女は結婚をベースに物事を考える思考ロジックになっている?
その女性友人曰く「女は、その男と結婚できるかどうかがすごく大事」そうな。確かに女性は男性に年収や勤務先を気にしますよね。
「女は実は頭で恋をしているの。どんなに好きだっていう感情があっても"この人と結婚はないなあ"と思ってしまったら頭で恋愛感情をシャットダウンできる」なのだとか。
これには僕は驚きました。男ってそういう考えないじゃないですよね。好きだって気持ちに突っ走れますよね。でも女性はそうじゃない。一般的には女性はロマンチックだったりスイーツなものに憧れてそうに見えますが、実はロマンチックなのは男であって、女はどこまでも現実主義なのです。
うーむ、言われてみれば、色々と思い当たる節がありまくるぞ・・・・。
女が上書き保存な理由(ワケ)
そう考えると、よく言われる「男は別名保存、女は上書き保存」という説もしっくりきます。女性は男を「結婚相手候補」としか見ていない。そして現状、一夫一婦制である以上、結婚候補は一人。だから過去の恋愛相手は綺麗さっぱり忘れて上書き保存しちゃうワケですね。候補者が常に入れ替わっているワケです。
男にとっては女の子はどこまでいっても「好きな相手」。それぞれがonly one。だから別名保存してしまう。
そう考えると、昨今話題の”不倫”についてもいろんな解釈ができそうだなあ。
兎にも角にも、男女の仕組みについて、ほんの少し理解できた気がしました。
女は、奥が深いぜ・・・!
イースト・プレス (2017-09-07)
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