【RIZIN11】Gyaoで自宅観戦した感想

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久々のさいたまスーパーアリーナ大会となったRIZIN11。

那須川天心のキックお茶濁し試合から一転、突如ガチ気味なMMA試合が目白押しとなった本大会。本当は会場に行きたかったんですが、諸事情で自宅観戦。その代わりフジテレビ中継を待たずにGYAOで生配信の自宅観戦となりました。

というわけで全試合、個人的感想で振り返ります！

ダロン・クルックシャンク vs. トム・サントス

先日、無事にRIZINで勝利をあげたダロン・クルックシャンク。完全にRIZINの門番的なポジションになりました。

ヒゲのマリオヅラでどっか愛嬌というかドンフライ的な愛着がありますが、この試合では怖いダロンが炸裂しちゃいましたね。

全体的にもダロンが押してるように見えましたし、サントスは完全に後手後手に回ってました。

最後は肘でのパウンド葬。額を切り裂いてのタップを誘いました。ダロンは会場ファンからの支持もえているようでしたし、RIZINをホームリングだと思って頑張って欲しいもんです。

オニボウズ vs. トップノイ・タイガームエタイ

RIZIN初参戦の二人の試合。本当は朝倉海だったんだよなあ。んで、試合は1Rからいきなり白熱。オニボウズの打撃でダウンを奪ったかと思いきやトップノイの伸びる右ストレートでコーナー側でオニボウズは完全にノックアウト。

ムエタイからMMAへの転向組のトップノイですが、打撃のスキルはさすが。寝かされた時のグラウンドの対応はちょっとわかりませんが、試合後のマイクのテンションの高さといい、何か面白い試合を量産してくれそうな気配がします。

トップノイはまた見たいですね！確かに朝倉海とは噛み合いそう！

石岡沙織 vs. 山本美憂

この試合は泣けた・・・！お互い苦労して来たのを昔からのRIZINファンは知ってるわけで、しかも二人とも子供持ち。事前の煽り映像番組RIZIN COFFEIONでもママさん対決を煽る煽る・・・。そんな二人をぶつけるのがまたRIZINの残酷っぷりを見せつけてくれました。決して女子格最前線の二人ではありませんが、こうしたドラマを堪能するのが日本式MMA、というかRIZINの正しい楽しみ方だと思います。

試合内容は山本美憂の成長っぷりが目立ちました。パンチもよく当たっていたし、タックルの強さはもともととして、そこからの展開も以前までとは全く違う。

何度か危なっかしい場面もありましたが基本的には山本ペースのまま試合終了。

試合が終わった後、泣きながら何かを叫びながら抱き合う二人は感動的でした。にしても石岡はここ一番、というチャンスを活かせませんね。お子さんを育てながら格闘技選手をやっていくのは決して楽じゃないはずなので、今後まだリングに立つつもりなのかどうかが心配なところです。

山本も首の皮一枚繋がった感じですね。次の試合も見てみたいなと素直に思えました！

海人 vs. ウザ強ヨシヤ

シビサイ頌真 vs. ボルドプレフ・ウヌルジャルガル

この試合は〜・・・。特に語ることはないっすね。シビサイ、期待されて出て来たもののこの程度の相手に勝てないようじゃスター性はないです（体重差があったとはいえ）。ウヌルジャガルももう一度見たいとも思えないので、この試合は残念ながら何も残せなかった試合でした。

北岡悟 vs. ディエゴ・ブランダオン

イリー・プロハースカ vs. ブルーノ・カッペローザ

堀口恭司 vs. 扇久保博正

浅倉カンナ vs. RENA

試合成立の経緯については色々といちゃもんがついたこの試合。

でもなんだかんだで期待度の高さは本大会随一でしたね。それまでのドラマを知らない人からしたらさっぱりでしょうが、知ってる人間からするともう残酷すぎる試合。

結果的には、MMAとしての判定基準を抑えた浅倉の勝利でした。RENAも前回と違い、グラウンドでの適応を見せてしっかりとMMAファイターになってました。惜しむらくはもう何発か効果的な打撃を入れることができれば、と。グラウンドをしのぎまくったおかげで浅倉は途中から疲労の色が隠せませんでした。おそらく精神的にも追い詰められていたのは浅倉でしょう。

でも、その状態からでも果敢にテイクダウンを狙いに行った浅倉も浅倉。結果論ですが、勝負をしに行き続けたのは浅倉だったのかもしれません。

しかしこれでRENAと浅倉を巡る物語は一旦終了。正直、浅倉もRENAも次が描きづらくなりましたね。特にRENA。引き続きMMA、やるんでしょうか・・・。