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こっそり妄想徒然紀行

どうでもいい事をそこそこ真剣に、ゆるーく考えるブログ

【神童&天才】那須川天心はMMAで成功するのか?武尊との対戦は実現する!?

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那須川天心って何者!?

さてさて、様々なドラマが生まれた年末のRIZINですが、「MVPを誰か一人挙げろ」と言われたらやはりミルコかこの人、那須川天心なのではないでしょうか。

 

もともと、キックボクシングファンの間では知られていた存在でしたが、RIZINに登場したことによりその存在は一気に格闘技界全体に知れ渡りました(お茶の間、と言えるかどうかわかりませんが)。

 

僕も29日、会場で見ましたが、天心の入場シーンの場内の雰囲気のヤバさはなんとも言葉にできません。「あ、これから伝説が始まるかもしれない」という期待感を、誰もが持っていたと思います。

というわけで、個人的に感じていること含め、那須川天心という格闘家について書きたいと思います!

 

K-1へのコンプレックス?

まず那須川天心とはキックボクサーです。テレビでも紹介されていた通り、極真空手から格闘技への道に進み、アマチュア時代でもほとんど黒星がなく、プロになってからはまだ一度も負けていない、さらにまだ現役高校生。決して弱い相手ばかりではなく、有名なキックボクサーやムエタイ王者をも”倒して”いることから、那須川天心は文字通り「神童」な訳です。

 

ただ、そこまで強いのに、キックボクシングといえばやはりK-1のブランドは唯一無二。ここ数年人気が爆発してきた新生K-1の知名度に比べ、那須川はまだまだ一部の格闘技ファンの中でしか認知されていません。

それならばK-1に上がればいいのですがそうもいかないのが格闘技の厄介なところ。所属する団体とK-1が絶縁状態にあるのでK-1には上がりたくても上がれないのです。

 

「俺の方が強いのに」と悔しい思いをしてきた那須川は、ほぼ同じ階級の武尊に標的を合わせ、事あるごとに対戦要求をしてきました。「戦えば那須川天心の方が強いのでは」というのがファンや関係者のもっぱらの予想で、だからなのかどうかはわかりませんが、武尊及びK-1は那須川天心の対戦要求に対してのらりくらりと交わしてきました。

K-1曰く「それならばK-1に上がればいい。マネジメント同士で正式に手続きせよ」ということなのですが、そしてそれは理屈としては確かに正しいのですが、屁理屈というか、揚げ足をとるような理屈でもあります。

というのもK-1の契約は独占契約が前提のようで、K-1に上がる以上、那須川が現在活動しているRISEのリングからは離れないといけない。つまり、K-1は那須川天心をも自分たちの世界に取り込む前提の話なんですね。

 

これは那須川天心としては不本意。であるならばお互いニュートラルなRIZINのリングで、と提案しましたが2015年年末は結局成立せず。武尊だけが単独でRIZINに参戦し、地上波で放映されたこともあって一気にブレイクしました。

 

さすがに天心ももうどうでもよくなったのか、それ以降K-1や武尊の名前を出すこともせず「逃げたい奴は逃げとけ。俺は本当に強い相手と戦う」とK-1に三行半をつけました。

で、KNOCK OUTという新しいキックボクシングブランドでもその神がかり的強さを発揮し、2016年末のRIZINではMMAに初挑戦。しかも規格外の2連戦、2連勝をやってのけたのです。

 

彼の中にはきっとずっと、K-1へのコンプレックスがあったのだと思います。だからこそ、年末RIZIN2連発という奇想天外な挑戦を行なったのでしょう。力ずくで名声を取りに行って、そして実際にもぎ取ってきた、と。

 

図らずも格闘技ファンの間ではK-1の地位は相対的に落ちたのでは

昨年のRIZINでよくわからない相手と、慣れ親しんだルールの中で安全運転で勝った優等生の武尊に比べ、ハチャメチャながらも未知なる領域に挑戦し、そして結果を残した那須川天心。狙ったわけではないのでしょうが、戦わずして武尊やK-1のブランド価値を落とした格好になります。

 

さらにもう一つK-1のブランドが落ちる原因がありました。

今回のRISIN、K-1からは木村フィリップミノルが参戦予定だったのに相手選手のビザ発給のトラブルにより急遽中止となってしまいました。

 

そしてその代わりに那須川天心が戦ったわけですが、木村ミノルだって別の相手と戦えばいいじゃん、とファンとしてはなるわけです。天心だってスクランブル発進で相手がどんなやつかわからない。「誰でもいいから戦う」というスタンスだった天心に対し、木村ミノルは「相手が変わるなら戦わない」という選択肢をとった。

 

まあ、事実はどうかわかりません。ミノルは誰でもいいから戦いたいと思ったのかもしれないけどK-1がNoを言ったのかもしれないし、ひょっとしたらRIZIN側がふさわしい相手のストックがなかったのかもしれない。

 

でもねえ、そんなのファンはわかんないですよ。ファンからしたら「ミノルは戦う相手を選び、天心は選ばない」としか映りません。

 

K-1という内輪の世界を守ることに固執する連中と、貪欲に「強さ」を求めてリスキーな戦いを仕掛けていく天心。

僕も新生K-1は毎大会必ず見ていましたし面白いなあと思ってましたが、今回の一連の流れと那須川天心の存在を知ってからは、正直K-1でやってることって、茶番に見えてしまいますもんね、申し訳ないですが。あそこでやってるのはK-1であって、格闘技じゃないですね。そしてそれは、もともと当初あったK-1のコンセプトからは大きくずれていると思います。まあ、"新生"K-1だからそれでいいのかもしれませんが、正直魅力はだいぶなくなりましたよ。

ファンはK-1が見たいのか、それとも戦いが見たいのか、どっちなんですかね?という話ですよ。

 

那須川天心のMMAは?武尊との戦いは?

さて、天心は今後、キックボクシングとMMAの両立をしていきたいと言っています。そして実際、そうするのでしょう。キックボクシングではもはや大成功してしまっているので今更新しい挑戦ってこともないでしょうから、MMAですね、やはり今後の天心の活躍の鍵が眠る舞台は。

 

で、僕個人的にはMMAで大成する可能性は十分あると思います。立ち技からMMAの転向といえばミルコ・クロコップですが、ミルコも天心も倒せる打撃を持っているのが強いです。才賀紀左衛門とかは打撃出身ですが、打撃は全体的にうまいものの、倒せる必殺技を持ってないですからね。トータルファイターとしてはいいのかもしれませんが、戦う相手からしたらそこまで怖くない。

逆にミルコ、天心は打撃が強いわけです。相手からしたら怖いですよね。だから寝技に行こうとする。じゃあ天心はどうすればいいか。寝技の練習するんですよ。徹底的に寝技を覚えるんです。まだ18歳だしね。幾らでも技術は向上できるでしょう。

そしてさらに幻想をもたせてくれるのが大晦日の天心。チョークで勝っちゃいましたからね。あれがすごい。相手が弱かったとはいえ、あそこでチョークに行くのはセンスの塊だと思います。

 

いきなり強いMMAファイターとやるのではなく、MMAのレベルにあった選手としばらく戦ってほしいものです。なので、今年開催が噂されているフライ級トーナメントはとりあえず一回パスした方がいいんじゃないかなーと。まあ、天心は出る!というと思いますが・・・。

 

そして武尊との戦いは実現するのか。これはもう、大晦日のRIZINでやってもらうしかないでしょう。これで逃げたら、マジでK-1と武尊は格闘ファンからはそっぽ向かれますよ。せいぜい、K-1ファンの間で、代々木体育館の中でちやほやされててください、という感じです。

幸い、K-1も徐々に他団体からの参戦を受け入れるようになってきているので、天心VS武尊のチャンスは以前よりも高くなってるのではないかと思います。

2017年、天心も武尊も連戦連勝を重ね、最高の形で大晦日を迎えたら、もう、大注目間違いなしですね。メイン張ってもいい気がします!

 

というわけで、今後も那須川天心から目が離せません!マジで歴史に名を残すかもしれない人ですからね!みなさん、要注目です!

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