こっそり妄想徒然紀行

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【RIZIN13】那須川天心VS堀口恭司を観た感想〜その他の試合の感想も!

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さてさて、Rizin13、全試合生観戦が終わりました。僕はいつものごとくGyaoで自宅観戦。この世紀の一戦を現地で見届けたい思いはあったのですが諸事情で実現できず・・・。

 

というわけで、自宅でポテチとジンジャーエール片手にGyaoを観戦した感想を書きます!全試合振り返りたいところですが、ちょっと仕事が残ってるので幾つかだけピックアップして・・・!

 

 

那須川天心VS堀口恭司の感想

いやー、ハラハラしましたね。堀口を応援していましたが、正直結果については天心の勝ちだろうと思っていました。

 

試合展開はほぼ予想どうり。序盤は天心が堀口の距離感がつかめず何発かもらうも、徐々に均衡が崩れてきて最後は天心が仕留める、みたいな予想でした、僕は。

 

でも堀口が予想以上にすごかった。実際、ダウンすら許しませんでしたからね。ただ最後は流石にちょっと効いていたように見えました。多分きっかけは、天心の右足の胴回し回転蹴り。あれが堀口の側頭部に綺麗に入り、そしてその後の攻防でパンチを一発もらってから堀口の顔から笑みが消え、足がもつれて倒れるシーンすらありました。

 

あと10秒あれば、ひょっとしたら堀口が倒されるシーンがあったかもしれません。

 

ただなんつうか、人間としての格の違いみたいなのが出たなあという気はします。やっぱ堀口の大物感が凄かった。キックボクサーの最高傑作とか言われても、天心はまだまだ20歳。試合後のマイクのやりとりを見ても、堀口のでっかさがよく出てましたね。

天心はこの後11月にRISE。そして堀口は大晦日ですかね。天心も大晦日出ると思うんですが、それは多分、1Dayキックトーナメント(やり意味あるのかな・・・)。

堀口はどうすんだろうなあ。誰か戦うべき相手っていますかね・・・?

 

さて、あとはいくつか気になった試合を。

 

大雅vs.原口健飛

これは大雅痛いなあ・・・・。負けたわけじゃないけど、実績でははるかに劣る原口とドローじゃ元K-1王者として胸張れないですね。

 

ただこれは、原口が健闘した、ということでしょう。実際、うまかったです。なかなかの技巧派。こういうテクニックを持った選手ってK-1だとあんまいないんですよね。卜部功也とか野杁正明とかチャンピオンクラスになるといますけど、その他大勢の選手はここまでのテクニックは持ってない。もしくは見せれていない。

 

逆に原口は株をあげた試合になりました。天心戦はまだ早い気もしますが、KNOCK OUTとかでも活躍しそうな気がします。

 

大雅、新天地でのスタートはほろ苦い形になりました。正直この試合内容では、天心にワンマッチで挑戦状を叩きつけるわけには行きませんね。やっぱ大晦日の1Dayキックトーナメントで大雅と天心をぶつける感じなのかなあ。

 

大砂嵐vs.ボブ・サップ

これは・・・!という試合でした。

サップが意外と頑張った、ということでしょうね。サップ、日本ではそんなに無気力試合しないですよね。前回の曙戦も意外と頑張ってたし。

 

まあ、今回はガチ試合ばかりが並んでいたのでこの試合も暖かく見守れたし、「これはこれであり」と思えましたが、決してこのモンスター路線がいいわけじゃありません。全体の中でのバランスの話です。モンスター路線が中心になっちゃったらRIZINはダメなんで、そこんとこよろしく、です。

しかしサップ、老けたなあ・・・。

 

アンディ・ウィンvs.山本美憂

試合としてはほぼワンサイド。寝かされると何もできなかったウィン。そして相変わらず美憂のタックルの力強さったらないですね。パウンドのいいシーンもありましたが、塩漬けと言われれば塩っぽい試合でした。

 

今回はkidの一件があったから暖かく見守れましたが、美憂はタックルで倒した後にパウンド以外の攻め方を身につけて欲しいですねえ。

 

ただ、なんというか、マイクパフォーマンスは日本語してして欲しかったな。公共のマイクなので。英語で、直接の知人に伝えたかったことあるのかもだけど、それは直接言ってよ、と思います。悪天候の中観戦に来てくれたファンだけに向き合って欲しかったですね。

朝倉兄弟の試合は判定に!

運営側に猛プッシュされていた朝倉兄弟。まあ今までの試合は確かにこれからのRIZINの中心になってもおかしくない、華やかさと色気がありました。

 

ただ今回はイマイチでしたねえ。両者とも一方的に押していたにもかかわらず倒しきれなかった。きっと本人たち的には全く満足いっていないでしょう。特に朝倉海は3R、だいぶスタミナ切れ起こしてましたね。延長あったらやられてたかもしれません。

 

ただまあ、二人とも今後のRIZINには必要な人材なので、大晦日でも戦って欲しいですね。できれば日本人のレジェンドファイターと!

 

台風の影響で試合順変更!イベントに与えた影響は?

さて今回、台風上陸を受けて試合順が変更となりました。山本美憂、那須川天心VS堀口恭司の生放送枠の2試合が早まった、という形です。

 

まあこれは致し方ないでしょう。ただの台風上陸だけならいざ知らず、JRが全線運休なんて事態になってしまいましたしね。20時以降、全線停止と言われる中、メインの2試合は先にやって帰れなくなる人を守ろう、という判断です。

 

これだけイベント前に話題を集め、平成最後の大勝負と歌われたイベントに何故台風が・・・!という思いですが、個人的には試合順変更して欲しくなかったなあという感じです。

 

これは僕が別に家でぬくぬくとGyaoで中継を見ていたからじゃありません(本当に!)。仮に僕が現地に行っていても同じことを思ったと思います。。

 

僕もイベントの企画や運営ってよくやりますが、イベントで一番大事なのって空気感なんですよ。情報だけだったらネットで見れちゃう。リアルな現場にしかできないことって空気感でしかないんですよね。

 

んで、今回の天心VS堀口は極上のカードだったわけです。それまでの試合が前座としてあって、それを受けて二人は戦って欲しかった。「いやもう、台風なんて後から考えるわ」くらいの熱量のファンが実際には会場には多かったんじゃないかなあと。

 

興行終わってJR動いてなかったら多分めちゃくちゃ困るけど、後から2万人全員で困ろうぜ!みたいな。そういうノリですら楽しめるくらいに、今回のイベントって魅力あったんじゃないかなあと。

 

正直今回の興行って、全体でみると微妙なところも多かったと思うんです。なんか全体的にちぐはぐだったというか「あれ?」ってみんな思いながら試合と時間がすぎて行ったというか。

 

仕方ないとはいえ、やっぱりオープニングセレモニー見たかった。んでテンションが最高に爆上げされてから中村優作とマネルケイプの試合に移って欲しかった。

 

まあ、仕方ないと思いますけどね。JR止まって25000人の観客が足止め食らったら大変なことになりますし。経営者として、素晴らしい英断だったと思います。ただただ、悔やまれる・・・。何で今回なんだ、と・・・!もし予定どうり行っていたら、ひょっとしたらもっとやばい興行になっていたかもなのに・・・!と。。。