森見登美彦の小説「夜は短し歩けよ乙女」がアニメ映画化されるそうな!
京都で学生時代を過ごした男子諸君は必見
どんな作品かと聞かれて説明することほど野暮なことはないと思うのですが、一言言えるとすると、京都好きな人はまず間違いなく見といたほうがいい作品ですね!更にいうと、京都で大学時代を過ごしていた男子は絶対に見るべきです!
主人公は京都の大学生で、恋する女の子にうんぬんかんぬんな話なわけですが、ただのボーイミーツガールでもなければ青春ラブコメディでもなく、「京都の大学生の男女をネタにしつつ京都のどこか異界な雰囲気を楽しむ」のが森見登美彦の楽しみ方だと思うのです。ええ、ストーリーなんて、正直ほとんど覚えてませんから。
主人公もそうですけど、この森見登美彦自身が京都大学出身なんですよねえ。僕は京都の某私大卒業ですけど、京大って言ったら京都はおろか関西圏の大学生のヒエラルキーのトップに立つ大学ですからねえ。
でもその割に、モテない。別に羨ましいとは思われないのが京大生。変態多いですからね。
まあ、愛すべき変態ですけども。
で、このアニメ映画かですが、主題歌を我らがアジアンカンフージェネレーションが担当するそうな!そう!アジカンですよ!アジカンで森見登美彦といえば、四畳半神話大系ですよ!!
四畳半神話大系!、再放送!
僕もそうですけど、森見登美彦のことを四畳半神話大系で知った人って多いと思うんです。フジテレビのノイタミナで放映してたんですよね。
それぞれの登場人物のセリフが超絶スピードでひたすら畳み掛けるように、かつ随所随所に韻を踏みながらテンポよく展開される15分くらいのミニエピソード。
これまた京都を舞台にした大学生を中心に、奇妙奇天烈な登場キャラクターたち、オシャレなのか先鋭的なのかよくわかんないアニメーション。
なんだか全てが奇跡的に融合して成り立っていたのがアニメ版四畳半神話大系でした。正直、小説より面白かった。
僕、このアニメに出てくる明石さんの大ファンだったんですよねえ。こういう子、いいよねえ。
で、なんとこの四畳半神話大系、夜は短しの映画化記念として1月からテレビ再放送されるそうな!
主題歌の「迷子犬と雨のビート」をシナリオアートがカバーするそうな。シナリオアート、いっとき、すっげええ勢いで聞いていたなあ。
兎にも角にも、楽しみです!四畳半神話大系も見るし、夜は短しの映画も見ますよ!
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