こっそり妄想徒然紀行

どうでもいい事をそこそこ真剣に、ゆるーく考えるブログ

何故、漫画やゲームの舞台は高校時代が多いのか?

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ここ最近、同僚から借りてるペルソナ5をやってます。ペルソナシリーズって初めてやりましたけど、いやー面白いですね。中古でも値崩れしない理由がわかりました。

 

さてこのペルソナ5、高校が舞台なんです。主人公たちは全員高校生で、高校生活を1日ずつ過ごして行くのです。日中は授業があって、放課後にクエストをクリアしたりして行くわけです。

 

高校生活を1年間体験して行くわけなので、当然ながら夏休みや学園祭、修学旅行、もっというと中間試験や期末試験まであるわけです。

 

他のシリーズがどんな感じなのか知りませんが、ここまで高校生活を再現するゲームってあんまないんじゃないかなあと思ったり。

 

で、思ったわけですよ。

何で、僕たちは高校時代が舞台の漫画やゲームを好むのだろうか、と。

 

だって、多いよね?

 

というわけで今回は、何故、ゲームや漫画の舞台に高校が選ばれるのかを考えてみました。

 

単純に女子高生が好きだから

まずはこれでしょう。僕たち男は、女子高生幻想というものを持っています。

 

まあ昨今、某メンバー事件があったので成人男性が女子高生女子高生とはしゃいでるわけには行かなくなりましたが、それでも僕らは女子高生が好きなのです。

 

何故女子高生が好きなのかは以前考察しておりますのでご一読を。

saborimakuri.hatenadiary.jp

だから女子高生との恋愛エピソードとか、ちょっぴりエッチな展開とか、そういうのを求めてるわけです。特に僕ら社会人からすると、あまりにありえない展開ですからね。

 

もしこれが相手が女子高生じゃなくてOLとかになっちゃうと、あまりに生々しいというか、ただのエロ物語になってしまう。

 

あくまで非日常の女子高生だからこそ、ファンタジーでいられるわけです。

 

ピュアな青春時代の象徴だから

続いてはこれです。高校生ものといっても、何も女子高生がメインの物語ばかりじゃないですもんね。例えばスラムダンクとか。

 

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やはり高校時代は無条件に熱くなれたり、仲間との絆を描きやすいんだと思います。

 

大学に入ってしまうと、突如オープンワールドにぶち込まれたようなもんで、どうしても人間関係が希薄になりがちですし、酒、タバコ、そしてセックスと大人の世界とそんなに描写が変わらなくなってくる。

 

つまり、エンタテイメントとしてピュアなものが描きづらくなるんじゃないかなと。演出がしづらい、というか。

 

だってねえ、大学生で熱血ものとか、あんま想像しづらいじゃないですか。どっかニヒルに構えてて、退廃的なのが日本の大学生ですよ。それでいいのかどうかはおいて置くとして。

 

人生で最後にピュアでいられる季節、それが高校時代なのです。

 

というわけで、漫画やゲームが高校時代が舞台なことが多い理由について考えてみました。これ以外にもあるのかもしれませんが、結局は「ピュア」なものを描くときに高校時代が適切なんだと思います。

 

でもねえ、大学や社会人はピュアなものは描きづらいってことは、僕らはピュアじゃないってことにもなります。

でも、高校時代が舞台のエンタメを求める、つまりピュアを欲してるということでしょうか。

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