前回も書いたのですが、このブログを始めようと思った一番最初の理由は「会社に頼らない生き方」を模索するためでした。
saborimakuri.hatenadiary.jp当時が35歳。あのころも一瞬転職活動をしかけましたが結局どこも受けずに終わりました。
で、今回は割と本気で転職しよっかなと思ってます。
というわけで今回から不定期ですが40代の転職活動について書いていきます。
初回の今回は、転職をしようと思った理由について!
40代転職理由その1:40歳になったから
まず身も蓋もない話ですが、大きいのはこれですね。30代から40代になるってなかなかのインパクトでした。で、今までなんとなく感じていた会社への違和感が色濃くなってきたわけです。
人生100年時代とか言われてますけど、50代になってから華麗な転職ってあんまり想像できなくないですか?そう考えると、40代ってラストチャンスだなーと。40代の生き方でその後の生き方変わるんだろうなと、そう思えたんです。
そして、そう考えた時に今の会社で一生やっていくのってどうなんだろう、と。自分より上のポジションを見ているとどうにも憧れる人もいないしこんな生き方して人生終わりたくねえなあと、強く思ってしまったんですね。
40代転職理由その2:会社に希望が持てない
上記その1にも少し触れましたが、会社に対する不信感です。
うちの開始はそこそこ大企業ですし、世間的に名前もある程度通ってる会社だと思います。ただ事業の方向性やそれを支える社内制度などがどうにも不安定。企業の経営資源で最大の価値であるはずの人材がまともなのがいない。そしてこれからの産業の中心に位置するであろうエンジニアがいない(優秀な人がいない、ではなく物理的に存在しません)。
エンジニア問題が表面化してくるのは数年以内に、だと思いますが個人的な切迫した課題は人材です。僕が優秀だからというつもりは全くないのですが、それにしては周囲の人の意識とレベルが低すぎる。
僕は管理職です。そして管理職たるもの、自分でやるのではなく部下を育ててやらせてみる、というスタンスを取るべきなのは本などで読んで知ってます。「俺がやったほうが早い」とか思っちゃったらマネージャー失格だって。
でもねえ、僕思っちゃうんですよね。「なんで低いレベルに合わせないとダメなんだ」と。僕が望むとこまで上がってこいよ、と。
この発想はブラック企業のそれなのかもしれません。管理職失格なのかもしれません。でもそれだとしても僕は自分の感覚を治すことはできませんでした。
部下のレベルが上がるのを辛抱強く待っていればいいのでしょうけど、そんな暇ありますか、という。僕の、マネージャーの仕事って、部下の育成じゃないと思うんです。それは手段でしかなくて、究極的な目的は「成果を出すこと」。成果を出す手段として部下を育てるのは理にかなってるとは思いますが、時と場合によってはマネージャーが直接関与する案件ってあると思うんですね。
だからといって部下の育成を放棄したいわけじゃありません。ただ僕の場合は新規事業ということもあって、そもそもの方法論が確立されていない。そこに育成だけをのんびり行ってるわけにゃいかんわけです。
で、疲れちゃった。挙げ句の果てに部下には「マネジメントを放棄して自分がやりたいことをやってる」と陰口を叩かれる始末。
言わんとしてることはわかりますけど、なんかもう、ね。
そこで僕は「いわゆる優秀そうな人がたくさんいればこのストレスはないのでは」と思うようになったわけです。
ええ、わかってます。これが正しい選択じゃないかもしれません。でも40代になったわけだし、これを機にちょっくら本格的に転職活動をしてみようかなと。
そう、思ったわけであります。
転職活動については折を見て更新していきますので、同じような境遇の方、コメントやスターつけてくれると嬉しいです!!
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